緋色のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
この街にお天道様はいないんだ 煙草のぽい捨てあちこちにある
8
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シュンイチ
放課後のロッカールームにさよならを閉じ込めたこと忘れかけてた
15
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シュンイチ
きみがこの世の中心であるようにヒートテックに袖を通すよ
6
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葵の助
スーパーにおせちと餅が並ぶ今日クリスマスなどなかったように
10
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まるたまる
寒いねと君の背中に言ってみた(手を繋げる)に賭ける12月
10
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まるたまる
些細なる夫の言葉に傷ついて洗濯機前指定席で泣く
68
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聴雨
くちづけの理由はいらぬ墨染の街に降りしくすき通る星
9
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やながわ亜弥。
いつもなら予防線張る「皆で」を返信メールになぜか書けない
5
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やながわ亜弥。
忘れない 忘れられない 大きさと爪のかたちと ジャスミンティーと
9
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恣翁
楽しまむ 一度限りの 人生を 子女はあれども 金残すまじ
16
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まるたまる
中指でロックグラスをかき混ぜた君は誰かを思い出してる
13
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紫苑
聖誕の夜に背くかに人通りすくなき道を仕事場へゆく
11
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紫苑
明け方に訪ひ来る人と戯れに食める林檎のかくも甘かり
11
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薫智
ダムダムとコートに一人響いてる音に孤独が寄り添っていて
9
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薫智
孤独とはひとりで過ごすことでなく生かされてると忘れてる時
170
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只野ハル
公園の朝の桜のその下でブルーシートは空のフリする
30
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只野ハル
観覧車 ひとまわりして 降りるとき 違う世界に 着いたらいいね
192
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浅草大将
ちはやぶる神ぞ恵みとおく露の玉のみどり児たれか拝がむ
8
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弥生御前
冬空に消える二人の白い息 体寄せ合い「はやく帰ろう」
7
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ほたる
足裏のわずかな表面積で立つ無限の空は平等である
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