七生のお気に入りの歌一覧
ことほぎ
狐の花嫁偲びつつ 指先Iのプロムナード
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にいこ
めざめたら朝があったってそりゃそうよだけどそれだって幸せだよね
6
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にいこ
「傷付いた」そう言って泣けるあの子よりわたしは脆いと気付いてほしい
18
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悠々
なかなかにアジなはからひありがたう一件落着大岡裁き
19
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高島津 諦
恋人になる余地が消えほっとして好きだよという臆病者よ
8
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詠み人知らず
ジャイアンのリサイタルではあるまいに 土管に上って深呼吸した
13
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工藤吉生
「念力を送り見つめるスプーンはどれでもいい」と通り魔が言う
4
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光源氏
花の宿月夜に光る剣を愛で語り明かさむ尽きる時まで
15
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光源氏
風のまの仄かに香る蘭の露ただ艶やかに肌をあからめ
8
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むぎたうろす
明るみと闇とがあってどちらにも私は座る夜の電車に
7
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むぎたうろす
なのはなのたねばらまかれたるゆえにあたりいちめんなのはなばたけ
12
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恣翁
君送れば 日暮れの寒さ 身に沁みて 再会すべし 晩花の頃に
15
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風蘭
吸い込んだ虹色飛ばすシャボン玉三十一文字のそらに託して
12
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リンダ
くつろげる椅子を買わねば板張りの新居の床は悲しみを増す
14
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七色コイン
病なる姉が愛しや、粉雪が、シンシンと舞う、このステージで
10
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樹果依南
三途から二を引いたから一途だねあともう二歩で戻れなくなる
20
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薫智
この胸の高鳴り抑えきれなくてドキドキは致死量になりそう
4
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高島津 諦
大勢の人が死んだ日死ぬことより生きてることを口に出してよ
2
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まるえふ
たっだいま、あれどおしたん皆して一戦終えたような顔して
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紫苑
花籠を担ぐ乙女の背を追うて朝の風は小路をわたる
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