竜胆のお気に入りの歌一覧
浅草大将
ひとときを夏のはしりの雨ゆけど軒のやどりに我は急がじ
22
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浅草大将
花かげに人を忍びて逢ひみればうつつは蝶の夢のごとしも
20
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はな
ほんとうはわたしはわたしでいたいけど、できればやっぱりあの子になりたい
28
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卯月
節電も品薄も理解し得ぬ子の今日の食事を如何に作らむ
17
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みみ松
水仙が一気に咲いた清らかな少女が祈る姿にも似て
26
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芳立
スーパーに人は並べど定食の店は変はらずおかはり無料
9
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芳立
東京がしつかりしなきや被災地の不安まさると逆エール聞く
12
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芳立
都人などて怯ゆるローマなる放射線量いまだ成らぬに
7
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浅草大将
しほ釜のうらみの浪をせきとめて眺めかはらず春をまつ島
20
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三沢左右
歌ひとつ詠みて無事なる自が身に罪は潜めり 雪の降る町
15
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風橋 平
さらさらとまよをおちくるゆきはいまみたまのかずとなりにけるらし
18
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悠々
どこでどう間違へたやらひとの道呟ゐてまた飯をほほばる
25
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山桃
母なれば帰っておいでと言いたいが励ますしかない仕事する子に
9
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きりあ
最果ての小さな町に生まれいで待ちわびていたきみのことだけ
14
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友
弟のシャツの首元垢じみてそれを風呂場で手洗いする母
4
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友
薄味の里芋かじる祖父のそば三十一文字宇宙をめぐる
7
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友
寝たきりの祖母の耳元押し花を作りし思い出そっとささやく
5
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紫苑
地震ふるに開きたる戸より迷ひ出し猫戻れるをただ抱きしむる
25
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三沢左右
うたのわのみな様、此度の地震では大事はありませんでしたか
24
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芳立
ちはやぶる神代もきかずニコ動に役所仕事のさま映すとは
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