狭霧のお気に入りの歌一覧
おおみはじめ
にっこりと笑って人を切る上司伊武雅刀の鵜飼のごとし
3
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おおみはじめ
駆けっこをするのも見るのも好きだから競輪競馬なんでもござれ
3
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おおみはじめ
タクシーは標識どおり品川へ駅ちゃうやんけ区役所やんけ
2
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詠み人知らず
請うたなら菩薩は春の地に降りて迷い子あつめ抱いてくれろか
17
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聴雨
しづかなる鼓動のごとき雨だれにふとよみがへる春の忘却
10
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浅草大将
浪の色もうつろひにけり若萩のしげりそめたる野路の玉川
15
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芳立
蓬生となりにしものを菜の花はむかしの春に咲きわたるなり
9
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芳立
居間、厨、閨なりしものありしものただ瓦礫とぞ名づけられたる
9
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浅草大将
夏ちかく咲きいそがではやま吹の陰にかはづもいでの玉川
12
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紫苑
忘れえぬ人のあるらし天離る鄙に身を咲き捨つるむらさき
12
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紫苑
生れ初めし揚羽の黄を飲み込みて薔薇の黄の天に傾るる
10
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浅草大将
箱鳥も木瀬のみなとの名は知らじ花の砺波の関もりと来ば
15
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聴雨
ほつれ髪ほどいて深きため息の寝待ちの月の影を慕ひて
13
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笑能子
浅ましい浮つき言葉に踊らされ流行病の差別横行
4
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芳立
小雪だに降るこそ憂けれ陸奥のおそき春にはまつ山の花
14
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芳立
花さそふ春の疾風に好き人の笑まひかへせば別れなりけり
15
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浅草大将
ゆく春やよし此の花は散るとてもをだて大和に誰か忘れむ
13
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ぐるぐるフルール
散る花を今日は惜しまず新緑の季節を愛でる葉桜の下
7
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聴雨
さみどりの葉影日ごとに深まりて花にもの思ふ春ぞ隔たる
14
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有為
時ふりて積もる想ひを雪柳 華とかさねて春は来にけり
7
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