あどりあんのお気に入りの歌一覧
浅草大将
きのふ今日冬の眺めもあすか川待てば早瀬の春に会ふべし
20
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紫苑
地の吐ける煙の輪なるか泡沫か暮れなづむ世に茫洋の月
7
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芳立
天翔るわざなきわれはうつし世をうみと生きゆく竜の落とし子
14
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浅草大将
たつた川けぶる狭霧の下燃えは冬におき火の紅葉なるらむ
15
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猿ノ丞狂介
年は寄るものなればこそ別れ路の心細くも思ほゆるかな
15
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悠々
無明なる世に生まれ来て無明なる彼岸への旅ひとり行く道
14
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モニカ
初雪を見つけた景色に君がゐた忘れられない冬の始まり
14
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ムラサキセロリ
届かないことに慣れすぎて麦を蒔く人はもう二度と振りかぶらない
6
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悠々
人生は出會ひと別れくりかへしおもひで胸に旅するところ
20
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恣翁
ポケットの 両手を出して 夕刊を 読む気も起きぬ 帰宅の電車
19
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浅草大将
荒らぐる声さへ我にすでになし歌ふことなき人となりせど
13
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浅草大将
霜割りて咲くあけぼのの冬ざくらやまと心は春のものかは
10
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まるたまる
沈黙はどんな意味にも受け取れる君はいつものポーカーフェイス
14
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紫苑
飛び散らふ桜紅葉に連れ惑ふ我そも青きをば有たざらむ
8
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恣翁
鏡見て 老けたるを知る 籠の鳥 同じ身空の 虫放ちけり
23
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浅草大将
花も実もなきの涙にくれの秋さくらもみぢのをとこ道ゆく
18
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浅草大将
錦なす秋野をふかく薫き込めて霧こそけぶれなな草の香に
19
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浅草大将
をみなへし尋ねさ迷ふすすき野に我を招くはただ枯れ尾花
12
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半格斎
窓に入る生成りの色や秋風にのせておくらむ小田刈の月
12
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浅草大将
彼の岸へ渡るこころをもち月に身をながらへのあまの橋立
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