ぎんこのお気に入りの歌一覧
山桃
うしなひし人はいづこにさがすべき面影あはき雲を追ふのみ
15
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舞
望月の欠けるも無くて照らされる苦しきほどの明かき夜かな
4
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山桃
われやまたいつか野辺ゆく草ひばり朝の光をことほぎ歌ふ
14
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葉月きらら☆
満たされぬ事のなき世長らえば痛みでさえも咲く花となる
26
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ケンイチ
長き夜に朧となりし月見れば枯れ初む草の歌はかなしき
23
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紫苑
赤蜻蛉ひとつ飛び来ぬ初秋の画布に気ままな一筆書きを
24
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舞
地下道へ差し来る朝日見上げつつ登りて行かん今日の陽の下
15
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舞
大空を彩ることは無いけれど二人を映す線香花火
11
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悠々
茶畑のつちくれとなるかたつむり・澄子われもやがては土にかへらむ・悠
22
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舞
鳴き足りて尽くして落ちる蝉一羽何を見果てんこの夏空に
7
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舞
鉄骨の太く高くと建ち上がる鎚音響け吾れの内にも
8
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半格斎
そよ風にゆれる昼顏見定めてひと匹の蜂は蜜を吸ふなり
17
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聴雨
夕風に線香花火のほのにほふ遠き記憶のいろはあでやか
15
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只野ハル
咲く花は何故その色と思いつつ私は何故私なのだろう
6
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詠み人知らず
春はてて花なき峰のうぐひすは夢に咲けるを見てや鳴くらむ
12
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敷島ヤマト
クロネコに吹き出し書いてさよならを告げた 積まれていく段ボール
41
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舞
名を問わば道しるべなる梅の花まず先駆けて汝も咲けと言う
18
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舞
寒椿雪国に住む貴女にも見せたきほどの赤い花咲く
13
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紫苑
春まだき陽に游びゐるうす紅のスヰトピーより蝶の孵らむ
14
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ひいらぎ
グラスへと注いだ水が溢れ出すような涙を君は知らない
5
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