舞 のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
三度目の 晩冬迎へて まだ咲かぬ 一途な梅は 心映したり
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橘
着るに飽きた振袖却下し母親の小紋を借りて記念撮影
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つばす
大晦日余りの寒さに身が縮じむ 畑のダイコンおでんに決まり
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朝比奈
雪に明け雪に籠めらる湯の宿の雪見の酒の大晦日かな
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松見草
降る雪につのる思いも下萌えの心の春はいとぞ遠かり
14
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名鈴
あらたまの 来る年こそは 恋しかる 遠き雲居の 君に逢はなむ
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Aquarius
運転中「夜だ暗い」と思ったが降りてみると意外に朝だ
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茂作
ささやかに紙のお飾り同じ松 いづこも待つや新春の訪れ
13
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灰色猫
また今年、また来年と、叶わずに、続く途上で、信じゆくもの。
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ひげじぃ
なにひとつ善きこともなき一年を掃き浄めたき師走かな
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横井 信
ふるさとへそっと近づく北風に工事現場の旗が揺らめく
9
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武蔵野
年越しの お蕎麦を茹でて 食べました あわてんぼうの 感謝を込めて
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うすべに
窓ガラス 天狼星のまたたきに風の強さを知る夕間暮れ
8
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荒野のペンギン
独り居る 部屋で時々 涙する 理由は吾にも わからぬけれど
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萱斎院
きみまつとひまより漏れしさゆる月 とはず語りの風の音かな
6
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ななかまど
長旅の翼に山のおろし吹き労わるように鴨のつがいは
9
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滝川昌之
はがされて障子枠だけ裸ん坊 暮れの陽浴びて恥ずかしそうに
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ながさき
慈眼もて 衆生を視れば ことごとく 福寿の海に 仏性ひかる
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里香
焦がるれど かわく心の もどかしさ おもい積もれば 喉は詰まりぬ
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トウジさん
晦は露の明かりも求えや新し月に願う年の瀬
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