沙羅のお気に入りの歌一覧
聴雨
木蓮のつぼみは春を抱きゐてほつこりふくふく明日の風よむ
13
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浅草大将
追ひ出せぬ身ぬちの鬼と飲む酒に南京豆を噛み砕きつつ
22
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加祢
鬼は外福は内とて元気よく豆まく姿も遠く思ほゆ
20
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たんぽぽすずめ。
何色が好きでしたかともう脇に来ないあなたと虹へささやき
17
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ほたる
宝石をつけてもなんとなく悲しいそれなら桜貝の指先
7
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ほたる
いつか来る別れの時にどんな顔、何を言うのか決めないでおく
13
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聴雨
春立ちぬ青きガラスのペン先で道なき道を描いてゆかむ
19
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価格未定
好きなこと気づかれているのは知っていると悟られてるのもわかる
6
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詠み人知らず
立春の光をあびてねこやなぎ銀色の穂をはじきそめたり
23
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たんぽぽすずめ。
風景がびんたで止まり泣く君に目覚めぬ俺は馬鹿だったんだ
11
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芳立
明け暮れのつめたき風の去る朝はゆかしからずや都路の梅
12
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まるたまる
種を蒔き野菜を育て牛の世話今日の仕事もサン牧に於いて
5
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庭鳥
春立ちの光りを浴びて前髪に混じる白糸ちらちら揺れる
10
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三沢左右
来しかたもおもほえで立つ刹那にて寄せかへす身ぞはかなかりける
17
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舞
何時の日か君待つ街へ旅立たん秘めし想いを道連れとして
14
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篠原
人肌を求める癖を責めるなら、どうか私に愛を下さい。
5
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竜胆
柔らかな汚泥を知らず泣く処女に 戻りたいとはもう想わない
4
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まるたまる
いい人と小指を立てて頬染める君のルビーのピンキーリング
13
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たんぽぽすずめ。
いい人を二日演じた引き換えにニンニク醤油でレアステーキを食ふ
13
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たんぽぽすずめ。
四本のろうそくに浮き火を消せる子は一生の私のダイヤ
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