滝川昌之のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
髪を切る 自宅でハサミ 動かして のびた髪形 ボヘミアンかな
3
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KEN
あはだち草 燃えて黄金の 花ほむら 身を焚き咲けど 天まだ遠く
12
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横井 信
常緑の垣根に育つ下草にやさしく眠るもみじの手紙
11
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城島ぷらこ
君のせい割り切れないのこの式が循環小数みたいな私
1
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南都
風逹がが口笛吹いて知らすから明日の鋪道は金の絨毯
2
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うすべに
ふじばかま開きはじめた蜜さぐる 蝶もゆらせるふいの秋風
7
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城島ぷらこ
もう二度と会えないならばそれもいい人は忘れる生き物だから
5
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城島ぷらこ
君だろう最初に罠を仕掛けたの甘く不思議でせつない罠を
2
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谷村思亜
死に至る 毒放つ薄ら紫の 花に埋もれて永久に眠らん
3
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可不可
紅に黄に 北から山から野へ里へ 人だけ白いマスクの群れ
5
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葭堂
横になる 思い出すのは 昔のこと ラジオの音で 今と紛らわす
2
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みをつくし
屋敷町 見越しの松は見ゆれども 粋な黒塀いづこにありや
16
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名鈴
雲の上の 宴の様を 伝へ聞き 御酒有らなくに 酔ひたる心地
12
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ななかまど
シニア割りという特権を使うときありがたく見る高齢の文字
9
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詠み人知らず
鬱々と 晴れを知らず 闇の月 流れ涙は 痛みを伴う
2
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恣翁
にじみぬる 額の汗に 乱れ髪へばりつかする 後朝の君
11
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ながさき
ベランダの 物干しざおに 羽やすめ 何か言いたげ トンボ悲しも
12
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舞
枯れ葉踏むかそけき音のなにかにともの思わせる午後の小春日
7
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みっさん
雨上がりふと見上ぐれば弧を描き大きな虹の橋現わるる
3
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び わ
二度寝して今日は遅起きごみ始末シトシト雨が急げ急げと
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