滝川昌之のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
知らぬとて 苛々つのる 夜の空白 彼は抜け出し 朝に帰る人
3
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谷村思亜
痛い怖い 寂しい悲しい辛い寒い それでも最後に残るは希望か
3
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可不可
憧れて遥かな浪路ヱーゲ海 わたしの夢やぶれて地震
4
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名鈴
思ひ及ぶ 端から口に する我を はしたなめつつ 許す愛しき汝
6
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萱斎院
木の葉しく跡もひさしきわが宿に 霜とみまがふ月影のふる
9
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うすべに
レジ袋 落ち葉を帰る老人の背を追い立てる早い落日
5
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みをつくし
酒なべて甘露に思へど悲しけれ 一合飲みて顏は一升
20
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ななかまど
歳を積み経験とふ物差しのあるを頼りに浮世の一葉
12
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び わ
弛みなく今日と言う日に感謝してともに歩こう授かりし道
5
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草木藍
石蕗の真黄色き花は色のなき庭の彩り初冬の朝
9
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卓
打ち明けし 君の言葉に返事せず風の便りにまだ一人だと聞き
3
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舞
赤トンボねいやは去りて白秋忌ギヤマン満たす酒さえ寒く
7
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横井 信
夕暮れの町に明かりを灯してく家路急がす百舌の高鳴き
12
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千映2
検温すもんぺ姿の店員の紺地に白き十字爽やか
5
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葭堂
カーテンを 開けて驚く 雨の空 昔は匂いで 分かっていたのに
6
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和花
責められて喉もつぶるる心地していつしか我は擬態せる虫
4
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和花
「手強し」と身を固くして一息に発音したり「骨粗鬆症」
3
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萱斎院
をみなへし手折りてつつむ衣手に 忍ぶおもひのわれと見しかも
8
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うすべに
そっと摘むきみの指先やさしくて いっそ花にと見るおみなえし
7
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shooonk
風を受け脱げ飛ぶ帽子落ち葉とのレースを楽しめお気の召すまま
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