横井 信のお気に入りの歌一覧
舞
詩一首花一輪に妻ひとりまあそれなりの有り難みかな
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び わ
風呂つかり九十九里浜ながめれば雨にけぶりて白波うねり
6
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うすべに
長雨に朽ちる卯の花突然の夕陽に映えてほほえむ童女
10
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KEN
止めどなく ニセアカシアが 濡れて散る 中也呟く 小雪のやうに
12
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可不可
今はやるレモンの彩は永すぎる鳥籠に射し込む陽の光
6
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柊+
しとしとと日がな一日降る雨を 優しく見てる思い出の中
14
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滝川昌之
松かさは雨には閉じる天邪鬼 晴れて干される傘だけ真似て
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ななかまど
鉛筆は売り場を変えて澄まし顔文房具いまステーショナリー
12
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空き缶
蛍光灯あかるく灯る令和にも豊かな里に群れ飛ぶ蛍
5
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谷村思亜
内側が ここから出してと言っている 痛み苦しみ散らばれ果てへ
5
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橘
曇り空突いて比叡の山頂も次第しだいに雨霞みゆく
11
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綴迷停
水銀灯一つで照らす公園の夜の横顔子供ら知らず
5
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falcon
傘を持ち母が迎えの幼き日それも昔の共稼ぎの世
6
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へし切
むら雨の朝に露置くあふひ草てる日を慕ふ色をそへつつ
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名鈴
涙川 ゆかり辿らば あしひきの 峰にたなびく 紫の雲
7
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名鈴
さみだれて 昼なほ暗き 天の下 雲の上なむ 日は輝やかむ
9
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音弥
停電時暮らしの質を落とさない車給電これは使える
5
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葛城
さみだれは降りみ降らずみ一日毎忙しく變はる猫の目の如
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桃山
捧げよう大枚費やし君たちの最期の晩餐にぎやかなれと
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松本直哉
あぜ道のみぎもひだりも蛙のこゑ田植ゑ終はれば梅雨ちかづきぬ
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