ななかまどのお気に入りの歌一覧
痴光山
田舎道小さき蠟梅春謳ふ 花冠に透ける夜来の冷雨
4
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滝川昌之
歩道橋 二段飛ばしが君の出来 高校受験 中三の春
15
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トウジさん
七回忌「もう」も「まだ」でもそぐわない恨みの涙や悔いる涙
8
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草木藍
悔しさをこらえる日々はもうやめて何かをさがすあてどなきまま
8
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ハジメ
内に籠もる外に出られぬ苦しみあり一歩踏み出す勇気はじめよう
2
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うすべに
枯れ草の色にまぎれて春の歌 足をむければはたと鳴きやむ
11
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平瀬たかのり
図書室で恋うちあけし汝の弾いた合唱祭のピアノ忘れじ
7
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滝川昌之
甘え方わからないから保護猫は家人が寝たら近づいてみる
17
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ハジメ
春の晴れ間三日と持たず人の心と同じ空は変わりやすく
2
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朝野沙耶
艶やかな恋が零した涙たち 海へ還って海月と踊る
11
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仙人の弟子
連絡の途絶えたスリム頑張って 月の世界に友はなけれど
5
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秋蒔こむぎ
ふわふわと宵の気持ちを捕まえて好きと言いたい焚火の向こう
7
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横井 信
川渡る春めく風に気をとられ犬もよそ見で柱に当たる
9
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茂作
散らずして朽ちぬる花の痛々し 老いの見つめる山茶花の枝
14
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舞
「静かだネ」語る二人を取り残し雪は音なく街埋めて降る
9
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音蔵 雅秀
カンコンと遠く聞こへて 列車過ぎ 郷は静かに 暮れなずみゆく
7
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兎桃
物置きの電気あんかをもちだして父の齢に近づくを知る
9
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滝川昌之
一度だけ売る側になってみませんか私が断わる側になるから
18
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仙人の弟子
砂浜で 潮の香りを楽しめば 辛口の冬 春寄せつけず
5
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灰色猫
散らばった記号を集め組み上げてまた破壊する自分の名前
8
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