横井 信のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
ゴッホには届かないけど夏空に描けと蒔いたヒマワリの種
22
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ななかまど
田みず張る田に鏡のあるごとくクレッシェンドの光きらめく
10
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橘
色淡いテラコッタにはペチュニアの赤紫が零れて初夏の日
10
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芳賀理音
短夜の恋運命の熱帯夜銀漢越えて織姫来たる
6
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音弥
脈絡もなく思い出すアクターの近況を見れば「引退」の文字
10
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桃山
窓際のグリーンリーフの根は生きて水栽培の有難きかな
4
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舞
鈴蘭に滴る雨は優しげに卯の花腐たす雨というらし
9
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葛城
靜かなる休みの朝のひと時を鳴きしきる蝉の聲に聞き入る
6
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び わ
洗濯し風呂の掃除もしっかりと明日は家内が退院をする
5
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灰色猫
梅雨晴れの光が遊ぶアトリエで珊瑚の海の画集をめくる
15
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ryotak
重ねあひて、見しやそれとは分くほどに、影かくれにし蝕の月かな
8
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へし切
コロナ禍の我慢の日々の続くなか孫の笑顔に和めるひと日
16
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綴迷停
人と人 輪になり廻る 世の中も 調和のとれぬ 歩み多きて
4
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KEN
不如帰 夜一夜哭ゐて くれないの 千入に染めむ 虞美人の袖
9
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松本直哉
マッチ擦るつかのまみゆるまなざしの純粋にしてまさをなるうみ
6
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詠み人知らず
少ない毛 いやいやいやと 駄々こねる 拒否をしたかと 笑いが絶えない
3
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うすべに
駆け抜ける少年たちの白いシャツ 青い夏呼ぶ水張田の雲
11
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御宿川蝉
すずかけの 並木の青き學び舎に 故郷はなるる 歌の聞こえし
15
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滝川昌之
貸し出しも返却時にも司書は 本 両手で授け両手で迎え
17
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恣翁
午後の陽に 円き影のみ落としつつ 要垣の露路 往く日傘かな
15
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