横井 信のお気に入りの歌一覧
び わ
病院の待合室で難渋す呼び出し放送判断できず
3
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わかばみち
こう育てたのはあなたたち叱責をグッと堪えて静かに思う
6
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へし切
止まらない予算を使い切るまでは五輪と言う名のこの機関車は
11
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萱斎院
すぎがてにわがやど訪ふやほととぎす 忘られし身のあはれなごます
7
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河のほとり
山川の清き流れを見まほしみ音する方にたづねてぞ行く
10
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河のほとり
わたのはら漕ぎや出でましおもかげの浮かべる月の舟をしたひて
12
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柊+
ぼくがまだ少年だったあの夏は もの想う日など来るとは知らず
17
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うすべに
梅雨空のつれなさよそにほととぎす 元気をくれる朝のひとこえ
5
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詠み人知らず
腹時計 嘘はつくまい 時計を見る 知らず知らずと 夢中に文を書き
4
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空き缶
疲れたし今夜は早めに寝ようかと布団に入る夢に目覚し
7
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滝川昌之
新鮮なモツを辛めの味噌で炊き炊いてる間だけ冷やす日本酒
16
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ななかまど
アベックは死語となりゆく手を繋ぎ楽しそうなり若きカップル
8
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橘
人は皆手を携えてさまざまの難乗り切りし今も昔も
10
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御宿川蝉
夏の午後 黒々とした影を踏み 姉と二人で 行きし国道
10
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へし切
思ひ詫びさてもこの世のあだなるを今日のひと日の生く甲斐もなく
20
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音弥
無礼にも天下の「おあし」を投げつけるてめえと金の縁も切れるぞ
10
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つばす
大麦の実った知らせに 若き頃 工場めぐり仲間としたね
2
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桃山
言葉なきものたちの心知るように日々の変化を花や葉に見る
11
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綴迷停
心まで焼き尽くすのかこの暑さ身体の芯まで届く陽射しに
3
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葛城
鳴き聲も堂に入りたり鶯の聲もさやけき夏の東雲
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