青き銀椀のお気に入りの歌一覧
舞
雪鳴りの小気味良き音踏みしめていざ出勤すマイナス十度
11
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詠み人知らず
人はただ自分の顔をさがすだけ月の面にうつる孤独よ
9
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び わ
風邪恐れ外出ひかえ閉じこもる囲碁サークルも今日は控えて
5
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菜々子
在りし日の儚き君に思い馳せ 時代を越えて会いに行きたい
10
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名鈴
君に恋ふ 思ひも言わで 身を尽くす 鳴かずに燃ゆる 蛍のごとく
19
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横井 信
北風にざわめく葦の水際に耳をすませば鳥のさえずり
11
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横井 信
如月のひかりほどけて春を待つ枯野を駆ける風のつぶやき
12
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横井 信
街中に不意に響いた踏み切りに足踏みしてる春の足音
14
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恣翁
縮緬の 冷たく重き感触の 膚にしっとり纏はりにけり
14
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恣翁
娘から 合格したと 電話あり 獨り異郷で 祝杯を擧ぐ
241
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コタロー
住宅の間を拔けるジョウビタキ次の枝へと風の如くに
11
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コタロー
珍しき鳥の鳴き聲可愛らしツグミが小枝に止まつてをるなり
6
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コタロー
水仙花をちこちに香を放てども農夫知らぬか土のみ篩ふ
8
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コタロー
春疾風に頬を打たるる散歩道白梅紅梅ほんのり咲きぬ
5
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蕗野
屋根埋む 憂ひも全て掻き捨てて 水へ溶けばや 春の陽の下
8
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秋日好
笑まふ親ぬくもり残る読み聞かせ夢な忘れそ日にちたつとも
9
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菜々子
かき分ける重なり合った無数の葉 やっとあなたの顔を見つけた
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ななかまど
電脳はわれの力を奪いしか鬱なる字いま黒の塊
10
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ななかまど
手のひらに核の生みだす患難をくろぐろと載せふくしまの土
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詠み人知らず
彼の作る 麻婆豆腐は 美味しすぎ たまには料理 作るからね
5
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