横井 信のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
無き腕を嘆くではなく有る腕で懸命に生くパラの精神
18
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ななかまど
科学の子邪悪なコロナ懲らしめるアトム世代のわれの望みは
14
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名鈴
馴らしたる 夏の扇を あき来とも 忘れで撫でよ 身近く置きて
13
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詠み人知らず
ネットにて 見つけ出したは 花占い 私は桜 彼は水仙
4
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橘
ワクチンは二度目の反応酷いらし痛み発熱彼氏はダウン
6
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名鈴
戯り過して 困じて眠る 男子かな 勇みて歩き 萎え居る我は
9
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へし切
秋きぬと風の音にぞ知らさるる沈む夕日に秋茜かな
17
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桃山
遠くまで雲なく晴れた空の青競る朝顔の藍を溶かして
9
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ひげじぃ
夕光に父と垂らしし釣り糸を脈絡もなく思い出しおり
6
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葛城
播州の細くも白き素麺は色飾り立て鉢に鎭座す
12
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舞
炎立つ季節はすぎて埋もれ火の秘してぞ燃える思いこそあれ
7
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び わ
判断す右か左か分かれ道決めたら即座どうぞ実行
5
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タイム
轉びてもまた轉びても跳ね起きて歩む笑顏の孫や愛しや
8
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卯月
翻る瞳の底で切れ切れに滅びの歌をかたるメーザー
2
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可不可
寒ければ着重ねるけど 暑すぎて 全部ぬいでも追ひつかず
6
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うすべに
黄緑に衣替えする田に埋もれ 白いリボンの麦わらぼうし
11
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柊+
金風の穂波さざめく十四時の 光にわずか秋は深まり
14
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滝川昌之
老い人の宿り木としての図書館の休館の日の避暑を愁うや
16
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ななかまど
深々と生きとし生けるものたちを隔つことなく匿える橅
13
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詠み人知らず
幼きは 花や虫の名 覚えたり 大人になりて 喉に引っかかる
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