横井 信のお気に入りの歌一覧
び わ
雨の後晴天となり暖かく心身ほぐれ空に溶け込む
2
もっと見る
茂作
お大師に會ひたきと云ひ四國路を 巡りし友は常世に逝きぬ
13
もっと見る
詠み人知らず
生欠伸 恋に一つも 縁がなく 笑い話やと 人を遠退く
5
もっと見る
たまゆら
秋野原 吹く風の姿 見えねども なびく銀穂に 在り様を知る
6
もっと見る
うすべに
恍惚の妻の手をひく老人の 黒いリュックにしかまろ揺れる
8
もっと見る
滝川昌之
街中にカボチャの装飾置きまわれ宵闇早く放つコウモリ
11
もっと見る
ななかまど
シナリオのごと日はのぼり日はしずむあわいに哀と歓はさみつつ
10
もっと見る
名鈴
幾許立ちし 藻塩の煙 今は無く ただ山川の 水の行き過ぐ
12
もっと見る
名鈴
誘はれて 出でし大路は 広広と 見ゆる紅葉葉 斑濃の錦
11
もっと見る
橘
秋ももう終わりとみなし衣替え部屋も車もコスメティックも
8
もっと見る
へし切
秋の夜をこころ閑かに眺めふる闇のしじまに雨音をきく
14
もっと見る
音弥
海底の火山噴火で軽石は重い被害を齎してをり
7
もっと見る
桃山
柔らかな色を集めて咲きし薔薇微笑むばかりに冷たき朝に
13
もっと見る
葛城
湧き寄せる鱗の雲の幾千に載り帰りませ八百万の神
8
もっと見る
朝比奈
研修の加奈陀に於ける夏の日は僅か一夜で錦秋となり
13
もっと見る
舞
秋の夜はものこそ思え独り酒沁みては苦き酔いにゆだねて
9
もっと見る
び わ
息子等の想像越えた努力にて僅かに営業戻りつつあり
6
もっと見る
詠み人知らず
雨の日に まとわりついて 離さない 寂しさ埋める 彼にベタベタ
6
もっと見る
茂作
かずかずの犯せし罪を見破りて 怒りの仁王吾を見下ろす
12
もっと見る
千映2
断捨離の合間にお香を漂わせ幼子と吾の想い出に酔う
8
もっと見る
[1]
<<
822
|
823
|
824
|
825
|
826
|
827
|
828
|
829
|
830
|
831
|
832
>>
[2137]