横井 信のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
新月の今宵生まれるこの月の名月となる定めの月よ
19
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ななかまど
ひ弱なる四つ葉の白菜植え替えてする親ごころ雨降りやまぬ
11
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詠み人知らず
腰痛く いつまで続く 鈍痛に 細々動き 心配する彼
6
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朝比奈
いずれ皆等しく向かう道と言えど惨きを思うその若さゆえ
17
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橘
この夏は有耶無耶のうちに過ぎ去るも残る暑さの厳しさ同じ
11
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へし切
とにかくに祭りは終わり夢さめて無益のことと秋風ぞ吹く
14
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名鈴
この秋は 若立ちに実の 生るもやと 待てる大木に 風はそよがず
12
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音弥
オリも見ずパラも見ぬ間に祭典は終われど足跡また前進す
12
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舞
杣道に揺れて何処か熊鈴の秋澄む空のみ山深くに
11
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きくゑ
しずかなる時の終わりにパプリカの舟の浮くまま眠りつきたい
8
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恣翁
何処より這ひ出したるか 夜の闇 黙し 翼を世界に展ぐ
13
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詠み人知らず
然り気無く 秋の気配を 仄めかす 君と書いては 和歌と詠みたし
5
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桃山
人影も途絶える時刻に清掃す昇降機の広場散水しつつ
3
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び わ
健診も注意が必要我々は医者の指示に従うのみで
5
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詠み人知らず
躊躇いは 長く流され 根なし草 赤蜻蛉飛ぶ 秋に身を任せ
7
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助平小町
鈴の音と紫煙を飛ばす風見れば夏の終わりを肌に感じる
4
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名鈴
君とまた 歩まるる効 有り難し 返り申しせむ 心を尽くし
12
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うすべに
夕焼けの茜のいろもやわらいで 夏の終わりを惜しむ夜顔
11
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可不可
女子マラソン ふたり旅でゴール 伴走者ふと欲しくなる
8
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つばす
虫が鳴く 電話向こうの 友の声 何時まで会えぬ もうすぐ二年
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