詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
角谷守
春風はキャベツ畑を吹き抜けて故郷はいつも僕の背後に
12
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詠み人知らず
がっかりとされていそうな気配して私は上手じゃないんだ 凡て。
8
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詠み人知らず
日常は何を悔やんでもおっついて人懐っこく肩を揺さぶり
7
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詠み人知らず
中天に月と横雲 ヨカナァンの生首さらす銀の皿かや
4
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大野 冨士子
同情を募集するのは趣味じゃない でも少しなら 甘えたいよね
13
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工藤吉生
おてごろな岩を見せたら中年のオレがヨイショと休むぞ山よ
5
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舞
白のみの時を経てこそ咲く梅の色に添え聞く懐かしの声
17
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横井 信
高くなる 陽射しと語る 通勤路 鳥はさえずる 早く良くなれ
12
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夢士
今宵また歌詠みきれず時の過ぐ春風吹きて言の葉の散る
16
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千野鶴子
しあわせだ部屋あたたかく満腹ですそして何より君がいる
7
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滝川昌之
黄緑の若芽の合掌 アジサイは春の向こうの雨を夢見る
27
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灰色猫
数万の歴史の果てに託された歌を託して死んでゆくんだ
22
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アガサ
木蓮の花影揺れる窓辺は 白い静寂 猫と私と
9
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西村 由佳里
黒髪が次から次に落ちてゆき私の頭が弾み始める
5
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仁奈
朝が来て時間に君が攫われる置き去りのコーヒーは冷たい
11
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幸子
宇宙から見れば塵のやうなる我は塵の宇宙に耳を傾く
9
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月虹
駅の端に菜の花色の夢ひらきをさな手をふる我の車窓へ
33
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詠み人知らず
雲をよび五色の幕を見下ろして光芒させばあめつちの唄
6
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矢車菊
霞晴れてひかりのなかにあらはれし春の線路を辿りゆかうか
21
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ななかまど
思い出は少しさみしく帰りたり母の手入れしクリスマスローズ
9
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