横井 信のお気に入りの歌一覧
音弥
県境を越えて走れば隧道の中に充ちゆく関門の風
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たまゆら
一冊の本の世界に入りゆく 行間に遊ぶ 読書は楽し
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可不可
紫色その名も延命楽 いつか観た能は菊慈童
7
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千映2
黄金に色付く稲と同じ色ワンピー裾をひるがえし漕ぐ
6
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詠み人知らず
渋柿を 干した縁側 赤トンボ 香り漂う 隣の秋刀魚
6
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うすべに
頬染めた夏のおもさを手のひらに のせる少女の髪梳く秋風
11
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滝川昌之
刺すほどの力も失くて近寄れば叩くことなく払う秋の蚊
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ななかまど
汝が頭貸してくれよとあき茜はいとねじ花反りて礼する
10
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アガサ
曖昧な季節の色は秋時雨 ショパンの「革命」聴こえてこない
5
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詠み人知らず
祖父土産 バターケーキや アイスケーキ 消えても残る 優しい道連れ
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朝比奈
静かなる住宅街の昼下がり法師ゼミ鳴く独唱のごと
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橘
海渡り外国交易昔よりせし国に行く土産待ちおり
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へし切
豆腐屋と五輪の揶揄も現事 一丁、二丁 いや 三兆を超え
12
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名鈴
笛竹の よはあはれなり 興尽かず 合はせ止しかぬる 庭の鈴虫
10
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桃山
竹笊に盛りて飾るは採れたての色鮮やかな野菜のいろいろ
11
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KEN
鶺鴒の 影弾みけり 黄金満ち 穂の香に噎せて 畦歩く秋
12
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アガサ
窓辺から 目覚めうながす金木犀 そっと目をやる 麦わら帽子
7
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恣翁
ヴェランダの軒をし越えて 屋根の上に伸びぬる影ぞ 秋を告げける
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舞
長月夜夜着解き交わすひとの香もやや寂しかるひとり寝の夢
5
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び わ
おしろい花白き花粉を抱きしめて想いは遠き母の温もり
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