沙羅のお気に入りの歌一覧
浅草大将
昨日今日流れ濁れる墨だ川澄むはあすだと誰か言ふらむ
14
もっと見る
三沢左右
割れし背を夏に染めたる空蝉の琥珀に吾も溶けたしと思ふ
26
もっと見る
芳立
ふみわくる千万の葉ぞしきしまの大和の道にしげりあまれる
11
もっと見る
芳立
幾年をはやすぎの樹に空蝉のよをあかしてぞ堅くつかめる
16
もっと見る
紫苑
ほうたるの縺れて落つる刻の辺に携ふる手の見えざりしまま
15
もっと見る
浅草大将
よろづ葉も日々に新たの古木にぞ今玉の葉を吹く風雅び
14
もっと見る
たんぽぽすずめ。
クロールから平泳ぎして遅くなり恋の憂いの如き苦しむ
24
もっと見る
たんぽぽすずめ。
煙草買う夏の夜中の外出は尾崎豊と少年になる
26
もっと見る
浅草大将
課長にもなれず未だに平泳ぎ我が苦労るのいつ報はるる
27
もっと見る
加祢
あを山の色風にほひ田草敷く日をふりさけば峰雲の立つ
22
もっと見る
光源氏
おしなべて色香を添へし紫のなさけを捨てり庭のたちばな
27
もっと見る
薫智
電車内うとうとしてる一瞬にのみ込まれてく夢の狭間へ
7
もっと見る
薫智
忘れてる君の眼鏡をかけてみた揺らぐ世界に滲む輪郭
9
もっと見る
芳立
手に漕ぐも真帆も片帆も昼も夜も浮き沈むこそ海をはなれね
13
もっと見る
まるたまる
灼熱の地獄のような真夏日も陽射しは歌う幸せの歌
15
もっと見る
恣翁
ゆく夏を 惜しみて咲くや 百日紅 炎天の青 よく似合ひたり
32
もっと見る
千紘
見たひとに幸せ来ると言う彩雲の雲に映りし淡き虹色
18
もっと見る
澤木淳枝
微笑んだ 琥珀の瞳に 魅せられて エーゲの海の 泡となろうか
15
もっと見る
夜考宙ん
月満ちて野良猫達も軽やかにステップ踏んで街角を行く
7
もっと見る
ほんまかつゆき
今日ぼくは 人にやさしく できそうだ ありがとうを 二回言われて
3
もっと見る
[1]
<<
75
|
76
|
77
|
78
|
79
|
80
|
81
|
82
|
83
|
84
|
85
>>
[106]