詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
恣翁
砂埃 黄色く巻き上げ 空風は 冷たき街を染め 濁しけり
23
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舞
雪降るに降るにまかせて地蔵立つ人もあら無き深山の里に
14
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近江の人
お正月数の子イクラてんこ盛りこれは」常識外れです
3
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工藤吉生
休日の朝七時から一日をなぜだかあきらめてしまうんだ
8
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蔓葵
あすよりは思ひ捨つべき春ながらまだうたたねの夢の移り香
16
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へし切
思ひ寝に寝し夜にあれば君が夢 通ふ道辺にはや春の花
23
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石川順一
写真家の村上陽子慈雨を得る夫の作家村上春樹
9
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灰色猫
悔しくて叫ばなければやりきれぬ言葉もどうか大切にして
18
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灰色猫
感性を言葉に乗せてこれからも自分を裏切り信じてゆくのさ
14
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灰色猫
剥き出しの十代だった自分へと届けてあげたい歌集があります
16
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Chico
ボクに似た隙間へとキミ填められて 見送る電車( ボクふえるかも? )
15
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秋日好
十二夜に性差齢の差地位の差を逆転しての恋物語
11
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新座の迷い人
妻危篤 何して良きか 分からずに なす術もなく 呼びかけるのみ
20
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ななかまど
おもたげに雪乗せ耐える松の木をヘルパーのごと雪吊りの縄
7
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蔓葵
枝もせに祈りをこめてゆふ花のさかゆる年のはじめなりけり
13
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桜枝巧
十九の少女の殻は置いていく私が私として在れるよう
9
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桜枝巧
泣かぬよう華やかであれ空であれ私よ街に忠実であれ
6
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滝川昌之
親犬の元を離れて泣いていたあの晩きみと友達になる
10
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滝川昌之
「可愛い!」と尨毛の尻尾を褒められてすまして歩くきみと僕とで
15
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滝川昌之
実家から離れた僕に届くのは老犬となるきみの遠吠え
14
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