詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
飛行するひとつふたつと荷を捨てて夢を力に衛星軌道へ
17
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灰色猫
紅葉の秋の焔を表現す言葉を持たず息が詰まって
16
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石川順一
給湯器水しか出なくなって居る点滅続ける赤ランプだけ
12
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葱りんと
夜遅く 家計簿つける 我の背は 包丁研いでる 山姥に似て
18
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恣翁
何処にか帰る 扁舟 棹をさす先は江南 黄葉の中
20
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元親兄貴
だんだんと欠けてきているお月様欠けた部分がベレー帽のよう
13
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月虹
単純に黄色と言えぬ過ぎし日の君と見つけた銀杏並木は
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ラベンダー
まれだった 記念の白髪 これからは そうでなくなる 予感の歳に
22
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千野鶴子
日に干した布団に潜り思い出す初めて君を抱き締めた日を
13
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横井 信
紅葉の葉 木の枝離れ 旅に出る 月を眺めて 川を流れて
15
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横井 信
赤くなり 風を選んで テイクオフ あおぞら眺め 優雅に舞おう
13
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千映
吾の苦手体操好きにしてくれたおだて上手に乗せられ乗った
14
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滝川昌之
蔦紅葉 落ちたばかりの葉を一つ 歌材ノートに綴じ込める秋
31
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へし切
冬枯れし庭の日陰の石蕗の花 黄色に咲くは母の温もり
29
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秋日好
薄雲の奥に潜んだ十日月青く暮れいき形現る
23
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inosann
馴れ初めを推し量っている日曜日夫婦が揃ういつものスーパー
20
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秋日好
祖母の家の最寄り駅名思い出す電車が来るとは思えない駅
16
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秋日好
降り積もる秋は思いも深くなる澄んで心も照らされてしまう
21
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舞
すれ違うひと美しく面影は遠い記憶の同じ香のする
12
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石川順一
舗装され入り口なれば通過する地割れの出来た元田圃かな
13
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