コーラのお気に入りの歌一覧
鹿目ゆい
落書きの残る机にこっそりと涙で書いたあなたの名前
1
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詠み人知らず
月かげに消えゆく標を今知りて 飲めぬわが身を秋風が敷く
6
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紫苑
あをさぎの発ちし汀にいはばしる垂水へはつかまつ風の吹く
6
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詠み人知らず
紫草のにほひそむめりこれよりは月の卒塔婆をうつつとも見む
10
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桜園
稻藁の匂ひ漂ふ田んぼ道辺りの稲の徐々に刈り終ふ
19
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桜園
抜かれいしローズゼラニウム挿し木にし朝ごと水換ゆ根づき祈りて
11
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詠み人知らず
太陽が裏で威張っているうちに こちらは皆で月を愛でよう
8
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あき
上空でどんと雷打ち鳴らし寒と暖とが争っている
8
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桜園
寝つかれぬ閨のしじまに聞こえるは寂しげに鳴く鈴虫の声
15
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優花
窓の外流れる景色少しずつ 家族の殻がはがれて、私
6
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浅草大将
基本的じんけんなんざ安物と俺はけものの革ジャンを着る
13
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芳立
世のなかは馬鹿が多くてあき風に桃井かおりと飲みたい月夜
13
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更紗
秋風が夏の火照りを消していく 君と過ごした日々はもう過去
4
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詠み人知らず
側溝に紫色が咲いている 可憐の上に したたかさあり
8
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あき
一瞬の雨は火照った地を濡らしすぐに何処かへ行ってしまった
9
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遠井 海
やわらかい手書きの文字にパソコンの中のあなたがリアルになりぬ
4
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紫草
約束の重さを量るすべはなく錆びついた街の夕焼けながむ
17
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桜園
おばちゃん歌教えてと頼みし子と朝顔の歌指折り詠みき
14
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桜園
亡き祖母と手繋ぎ歩きし田んぼ道夕日も稲田を照らしくれぬ
11
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詠み人知らず
鉄の意志1300度で融け流れ 物も心も常に遷らん
8
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