詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
浅草大将
もみぢする浄土平のにしきにも人やなみだをふくしまの秋
22
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みやこうまし
神苑の手水の面に青き空掬えば底の白萩ゆれぬ
16
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紫苑
背の毛に分け入る陽射しやはやはと光らせ秋の猫眠りをり
14
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由良
君ひとり失っただけでこの星に独りぼっちで生きてる気分
5
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でくのぼう
いまもなほ野原に刺さる漁船あり荒野の村に女郎花咲き
18
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紫草
ほら毛虫無邪気に笑う君の手の 猫じゃらしより君にくぎづけ
11
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リンダ
明日壊す実家に猫と訪れて 家具ない部屋に猫が居座る
16
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浅草大将
いづくにか隙やあらむと盗人が狙ふも憂しのどんぶり勘定
14
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七色コイン
どぶねずみ、その名はラッツォ、友は無し 心許したハットの男
8
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芳立
さだまらぬ心ひとつを胸に率て迷ひにめぐる道もおそれず
10
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舞
秋風に揺れるも楽し青空と色を競える秋桜の花
18
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浅草大将
村雨に月をたよりの道もなくいづくにかりの宿を尋むべき
14
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粕春大君
満つれども欠けゆくものと知りながら月も名残の人の恋ひしく
31
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浅草大将
草まくらゆふべの月も寒からめつゆの宿吹く秋かぜの野に
19
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あき
山肌が紡ぎだしたる白糸は長き旅ゆく水のカラバン
27
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芳立
偽りもつきのかぎりに澄まさまし今宵かへらぬうたと思へば
13
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笑能子
必死やなスパムメールの粘り腰道を変えれば偉業となるに
5
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北大路京介
一休寺 小豆の海に浮かぶ雲枯山水に広がる甘味
4
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三沢左右
みけ猫の丸き背中の毛を焼きて冬を深むるちひさき炬燵
21
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北大路京介
弁慶に奪われるもの なにもない五条の橋で 中指立てる
2
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