滝川昌之のお気に入りの歌一覧
御宿川蝉
古き友 久方ぶりの ラインには 秋の京都の 寺の數々
10
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御宿川蝉
山里の 晴耕雨讀の 老いの身を 時折襲ふ 後輩の聲
7
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ひげじぃ
食台に名物並べどひとり膳 今宵は汝と分かち合いたき
13
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桜田 武
猫も杓子もスマフォの世ガラ携の我は脱皮せんとショップに通う
6
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桜田 武
裏庭に墓標立つ去年逝きし猫かペット想う隣家の家族愛
3
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桜田 武
恙なく起き動き食べて眠る日々軽き病あれど神に感謝
5
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草木藍
空低く細りし身横たえてうたた寝の月遅き夜明けに
7
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び わ
お父さん嫌いなのかな 嫌いです 営業会議息子の言葉
3
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茂作
涼やかに鈴の音鳴りて小鳥らも 靜かになりぬ朝の禪室
12
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横井 信
さまざまに迷った後も振り向けば僕の歩いたひと筋の路
17
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詠み人知らず
気の沈み 指でなぞるは 彼の背を ん?と微笑む 柔らかな人
6
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萱斎院
まき立ちていくへもとぢぬ山里の つゆけき袖に夢さむるかな
7
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うすべに
秋霞 遠い思い出なつかしい籾殻を焼く煙たなびく
9
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詠み人知らず
夜の海 乾かぬうちに 捨てに来た 潮風を吸い 溶かした涙
8
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可不可
こんな蒼白い私が火照ったら 練乳苺みたいな素肌
6
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ななかまど
スクリーンセイバーかけて席立てばデジタルでなき時間がうごく
6
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へし切
君といふ 灯りが消えたその日から 吾は彷徨ふ夢のあとさき
15
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詠み人知らず
世の先に 明るい未来 描くなら 花の一つでも 手向けてくれよ
6
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名鈴
高き枝に 春に匂ひし 梨の花 差し仰げども 成らぬが悲し
14
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きくゑ
見まく欲し卒寿迎えしリヒターの傷を重ねし生み出す抽象
10
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