滝川昌之のお気に入りの歌一覧
ななかまど
身の丈の暮らしを思い月末の通帳見たり忖度はなし
7
もっと見る
び わ
雨上がり雲間にさっと陽の光スズメがチッチ元気に挨拶
3
もっと見る
詠み人知らず
深淵に 滑り落ちいく 針の山 刺さる言葉に 神は見るのみ
6
もっと見る
へし切
色もなき 心に浮かぶ思い出に 影踏むばかり 恋し君はも
19
もっと見る
コタロー
てくてくと庭を横切る三毛猫が所用ありしと西へと消える
5
もっと見る
詠み人知らず
風阻む 我が道行くに 用はなし 切り裂き歩く 見つめる砂の手
4
もっと見る
渡 弘道
コロナ禍や吹けば飛ぶよな処方箋賭けた命を笑わば笑え
2
もっと見る
きくゑ
日の暮れるまぎわの空にあきぼしの遠きに馳せるまばゆきひかり
11
もっと見る
名鈴
恋故に ゆたにたゆたに 定まらず 神も浅みて 聞き受けざらむ
14
もっと見る
ひげじぃ
耳鳴りの響もす夜具に掻いつきてかのひとを見ゆ浅き枕に
13
もっと見る
舞
翔べぬ身を鳴いて夕焼け染みひとつはぐれ烏の吾を嘲り
12
もっと見る
草木藍
時雨れば忙しきかな軒先の干し柿入れてまた干してなど
7
もっと見る
草木藍
ぴんと張る朝の空気を裂きながら走れば風の冷たき冬よ
4
もっと見る
KEN
あるなしの 恋心かは 梨の味 甘さの後の 酸いの仄かさ
12
もっと見る
茂作
閑さが主なるベし山寺に 紅葉盛りて賑はひにけり
15
もっと見る
横井 信
飲みほした膝にかかえたコーヒーのカップに残る夢のぬくもり
17
もっと見る
うすべに
庭覆う落ち葉をたたく音きけば 夏がこいしい秋の夜の雨
10
もっと見る
へし切
人の子も お米と同じくブランドで 生まれた処で決まる将来
18
もっと見る
ななかまど
人生の下山のわれは後事より過去と現実に思いはせおり
18
もっと見る
詠み人知らず
寝息さえ 囁く声に 聞こえたり 寝顔は笑顔 幸せな疲れ
5
もっと見る
[1]
<<
625
|
626
|
627
|
628
|
629
|
630
|
631
|
632
|
633
|
634
|
635
>>
[2899]