詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
春來ぬと梅の蕾のほころびて梢さはがしうぐひすのこゑ
24
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風花
床で聞くトタンを叩く雨音は 童心に返る昭和の響き
8
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参田 三太
脛かじる ニートの倅 はや不惑 年金暮らしの その父は古希
5
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たぬき
頭にはあまり良くない体操をしつつ眺める今朝の新聞
4
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みなま
母のある人間だろうひとを脅し国をおどせる異国の男も
12
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舞雪
落ち込んでブルーな日でも人混みにいればパステルカラーの一部
8
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たぬき
柔らかなパンを焼くこといつまでもくるくる廻すルーレットあり
3
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ふきのとう
六歳の前歯の抜けし大口に笑いこらえて笑いのひろがる
14
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只野ハル
腰掛けて頬杖をつくポーズするモデルは窓を虚ろげに見る
12
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成瀬山水
クッキーの空き缶に見る宝物今は濁った青のビー玉
29
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悠々
はつこひは十四のみぎり、春の雪 ひとにあかさぬ、かなしみぞ降る
20
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たぬき
醜さを混同せずにふくよかな謙虚さをまた出し続けるよ
3
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85
R2ーD2のよになりたいな言葉がなくても愛されたいな
5
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ながさき
「地上から 悲惨の二字を 無くしたい」 ひたすら祈る 同志と共に
14
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桃湖
君想い知ってしまったこの痛み後には引けぬ前にも行けぬ
7
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さえね
やさしさがたりない冬の夕暮れに私を包んで降る雨の音
11
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葱りんと
家に居て暇だ暇だと子が騒ぐ 「雪ハネしてよ」クモの子散らす
4
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詠み人知らず
果てしなく森深ければ鳥の棲み愛深ければ幸せの棲む
20
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香月春
だから今日も会いに行くのよ たった二文字のあなたの嘘が聞きたい
4
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夢士
庭に降り霜柱踏む下駄の音シャカシャカシャカと今も忘れじ
12
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