詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
び わ
さらさらと落ち葉舞いちる夕陽の中に草木も冬の準備しており
7
もっと見る
舞
たそがれる吾が背に添えし妻の手の馴染みて長き時の愛しく
13
もっと見る
恣翁
稲刈りの手を止め 腰を伸ばしたる 頬冠りの女 行人眺む
21
もっと見る
詠み人知らず
文字追へど 文の真意を測れずて よくもここまで世ぞ渡り来し
12
もっと見る
詠み人知らず
今宵こそ一緒にいこうと言ったのに おいてかないで深呼吸して
11
もっと見る
詠み人知らず
心とは虹より多く色持てり 純白あれば真っ黒もあり
18
もっと見る
詠み人知らず
語るとも思い届くるちからなし 君の心の靄になるらむ
13
もっと見る
詠み人知らず
触れたしと秋の夜長に打ち侘ぶれば夢のうちにも袖ぞ濡れける
11
もっと見る
元親兄貴
ヒューと鳴き 扉を揺らして訴える 笑顔溢れる仲間に入れてと
14
もっと見る
灰色猫
花束としてのワインを開けましょうあなたのいないこの記念日に
18
もっと見る
灰色猫
みんなしてお城を建てる砂浜で彼は迷わず図書館を建て
18
もっと見る
灰色猫
文学が恋愛みたい短冊を君の願いを栞にしたら
17
もっと見る
灰色猫
猫殿は今日も健気に掃除するあちこちくるくるルンバに乗って
19
もっと見る
石川順一
たくさんの羽根が詰まった壁だから蚊は一心に止まって居るのだ
14
もっと見る
葱りんと
刺さるよな 時雨はいっそ 雪になれ 赤も黄色も 白で鎮めて
16
もっと見る
只野ハル
胃に沁みる生のウイスキー昼に観たゴッホの映画思い出しつつ
20
もっと見る
夢士
赤や黄の服に白地のストライプ軒を彩るこのすずめうり
25
もっと見る
横井 信
絶え絶えに 虫の音響く 雨上がり テクテク歩く 晩秋の夜
16
もっと見る
横井 信
ビル風が 行く手を阻む 路地裏で 日差しを浴びて 輝く銀杏
19
もっと見る
矢車菊
かなしみは凛と冷たき冬のように汚れなきままでいて、クリスタル
15
もっと見る
[1]
<<
56
|
57
|
58
|
59
|
60
|
61
|
62
|
63
|
64
|
65
|
66
>>
[280]