風蘭のお気に入りの歌一覧
水葉
絶望の淵にさまよい見上げるを仰ぐ星空我を導け
7
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ケンイチ
止め処なき文様の青ふかき宙ひとの祈りは絶ゆることなく
12
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河のほとり
憧るる心の果てもむなしくて春は三月の空の澄むかな
13
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河のほとり
薄ら氷の儚き春となりにけり解けぬ心を名残りともして
14
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河のほとり
あわれぶる言葉ばかりは綺麗なり反吐が出そうなわたくしの歌
11
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捨丸
街々におおふ霞は春の雪 夜の明けるまで誰も知るまじ
9
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捨丸
雛がゆき桜にならぬその前に 名残の寒さしばし遊ばん
10
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捨丸
頬なでる今朝の匂いは水にしてそのひと雨に春の季をかぐ
11
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あそびくも
普段より少し素気ない振る舞いは私のみ知る照れてるしるし
19
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聴雨
ゆくりなく受くひと枚の花の如やはらかきかな白き春の日
11
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しづく
ブランコでうなだれている大人にも空を目指した時はあるはず
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山本左足
さびしさとわずらわしさの真ん中に突っ立ってただ月を見ている
11
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水也
雨音に耳をすませば気が沈むささくれながら撫でられるよう
5
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紫苑
やうやくに寄せ来し夜半のさざ波を引き破るかに猫叫びけり
14
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さる
想ふ人こころ通はせ春近し闇が深くも夜明け信ずる
8
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恣翁
傘差さぬ 湯治の客の鼻先を 光る雨垂れ 滴り落ちぬ
26
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しまじま
今や冬 やがては春が 来るものを 四季の巡らむ 人生なりと
4
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みやこうまし
身の廻り何故か涼しき我が一生普通の人にありて終るが
8
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詠み人知らず
晴天の空のキャンバス 飛行機が最初のひと筆 白一線
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紫草
鬱なりて心重しくあろうとも うたのわのあり君が歌ある
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