まるたまるのお気に入りの歌一覧
浅草大将
大原や過ぎにし春をしのび音も朧おぼろにほととぎす鳴く
9
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螢子
万葉の衣装を纏い庭にたつ家持も見し因幡三山
8
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螢子
万葉の花咲く庭に佇めば五月の風は頬にやさしき
23
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山本克夫
かっぱ寿司のベルトコンベア流れてゆく僅か百円の誰のたましい
4
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トーヤ
侵略はいつ終わるとも知らなくて山林の中走る特急
6
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山本克夫
ええ、東京タワーの赤色は宇宙からひ孫が見つけやすいように
4
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浅草大将
情ゆゑ水漬くかばねと葬りしか草むすりむの道にたがへど
16
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紫苑
君征かば刻の止まりし街角にこころ預けむ虹色の傘
9
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浅草大将
はたらけといふ言の葉も薄きのり焼きて肴に酒を呑みたし
28
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紫苑
呟きは張りつめてをり容疑者と知らざる者の死を報じゐて
9
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芳立
改憲を言ふは平和の敵なりとレッテル貼りは相も変はらず
9
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紫苑
むらさきの花弁いちまい萎るればあてなる色の濁りかなしき
12
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三沢左右
言葉から溢れて落ちたいくつものいらだちで出来たあなたの態度
19
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光源氏
めぐりても絶えなむほどの逢ふ瀬なれば深き契りをいかに思すや
10
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風橋 平
美しくうべなわれたりふるさとはときに林檎の白い花季
15
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光源氏
移りゆく心の花に明日香風明日は闇とも知れどながめむ
10
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聴雨
花散らす如く黒髪切り落とし名残の春に別れを告げる
13
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芳立
待ちわびて春はひとくとうぐひすの初音をきけばまだき暮れゆく
14
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芳立
さかりゆくあまの小舟にともなはば波おと絶ゆな月かくす雲
9
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紫苑
風はらみ白透きとほるビニールの海月は空に浮かび漂ふ
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