へし切のお気に入りの歌一覧
杜鵑草
家にこそ名残り多かれ妻のゐぬ春の都のゆかしきやなぞ
21
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横井 信
単線の駅で並んで列車待つ子供の通う遠い道程
11
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び わ
うづきとや夏初月ともいうそうな春は過ぎ行き夏が目覚めて
7
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音蔵 雅秀
涙かな 悲しみ歓び感動に そっと寄り添う 心の雫
3
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なりあきら
今もなお あの故郷に 咲いている あの懐かしき 山吹の花
8
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恵雪
弱き光に今際の言の葉宿らせし眼のままで母旅立ちぬ
5
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灰色猫
おひさまへおぼえたことばなにもかもわすれてもまたまたあえますか
11
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シダ
本日の限りなりける嘘に見ゆ人の愚かは常にこそあれ
6
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笹舟
雨明けて柳を飾る露珠を 散らして遊ぶ若き春風
13
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兎桃
うつせみを並べて訪ねはせぬけれど見るべきものは後に残さず
4
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ななかまど
列島は弥生に夏日記録して春と秋とが短くなりぬ
13
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うすべに
そよ風のあわいかおりの白雪に さそわれひらくさくらひと枝
12
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滝川昌之
初々しい新キャスターのMCが褪せないうちは春と呼びたい
20
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美生子
明日へのかすかな希望胸に抱き家へと急ぐ春の夕暮
11
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恵雪
いつの間に滑らかとなりし鶯の清し囀り春を寿ぐ
5
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恵雪
深爪の痛みいつしか忘るよに時は癒すやこの寂しさを
7
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恵雪
遠巻きに眺めをりし新世界おずおずと入るパソコンの中
8
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滝川昌之
咲き進む花にエールを贈られて明日また一兵卒に戻る
19
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横井 信
草むらを蝶はふわりと飛んで行く小さな花の春の宴会
15
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茂作
春の日はかどの酒屋の店守の あくび殺さぬながき日ぐらし
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