茂作のお気に入りの歌一覧
灰色猫
ウォーリーのそっくりさんがいっぱいな絵が飾られたステッキの店
10
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横井 信
ほんのりと少し色づく青柿とそっと見上げる夕焼けの空
14
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緒川みるな
柔肌の疼く痛みも消えてゆく月なき秋の小夜の祕め事
7
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夕桐
三味線の荒波越ゆる沖つ櫂 木霊する音ぞ里見えつらむ
7
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へし切
秋津羽に夕日のかげを重ねては君が粧の木蓮の花
18
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ひげじぃ
風草の揺蕩う土手にそぞろ出で秋夕映にプルトップ引く
9
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ひげじぃ
藍白の「かしこ」で括らる玉梓を閉じてはひらき夏は終われり
11
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葛城
霧雨に暮れる山辺の灯明かりが人の暮らしの此処にも在りと
10
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詠み人知らず
色づいた 枯れ葉も頬を 染めて散る 化粧も少し 秋色に変わり
4
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び わ
彼岸花真っすぐ天を仰ぎつつ私の道を遮らないで
5
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Aquarius
ひきこもりちらと動がぬ身体より脳は遥かに固まってゆく
1
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舞
アスファルトすき間を割りて咲きいでる名知らぬ花の力うつくし
7
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坩堝
髪を梳く君の姿を鏡越し差し込む朝日何処へ隠す
5
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滝川昌之
板ガムのクールミントのペンギンが見上げるような清秋の月
19
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詠み人知らず
数年と すれ違う日々 過ごしては 大人に恋した 秋の夕暮れ
4
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タイム
ひたむきにおもちゃ並べては並べ替え こだわり見ゆる一歳の孫
6
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名鈴
古き世の 八百年生くなる 仙人に あやからむかな 菊の恵みを
9
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横井 信
稲穂から首を出してる白鷺のじっと見つめる夏の残像
14
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うすべに
高い空 群れてたゆたうすすきの穂 夏のゆくえを風にたずねる
10
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KEN
主人無き 玩具のやうな 猫ぢやらし 穗影漫ろの 小路哀しも
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