詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
長崎の墓石にひかる金文字も献花絶え絶え高齢のなみ
14
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鰹鯨
あの駅であの日あの時 雨ならば 傘を理由に話せたのにね
31
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inosann
国債が銀行預金にすりかわる マジック的だがナイスな仕組み
11
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林林
柄杓持つ幼子の手に少女の手お墓に眠るおばあちゃんへと
23
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うさぎ
本当に好きだった人「好きだ」って言われたかっただけなのになぁ
12
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林林
「もう膝が」伯父はゆっくりしゃがみ込みお墓の石をしっかりと拭く
24
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石川順一
皮剥けて水膨れとなり瘡蓋が小さくできる今日の朝かな
19
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まあさ
堂々と 主張してくる 傷痕に 臆せず夫は 今日も短髪
22
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道ゆけば晴
君がため空回りした日を悔やむ心寄り添う大事を知れり
11
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デラモルテ
朝日差す春の日差しに背伸びして片枝に咲く紅白の梅
15
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舞
幾千夜妻の寝息を聞き眠る闇のなかにも心安らに
13
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恣翁
その昔 オール電化を売り付けし電力会社 今 ガスも売る
21
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なかしぃ卿
来ぬ人を松帆の浦の待ち合わせスマホ片手に苦にならず待ち
8
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秋日好
人目には妻に抱きつく酔っぱらい 立っているのもつらいと知ってる
22
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秋日好
ほろ酔いの危なっかしい君の前立ちはだかって後ろに白線
21
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inosann
親らしくあり続けんと子のために積たる月日のアルバム開く
27
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大上
長夜よりやつと出で來る曉光を眠る草木は待ち望むべく
9
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松本直哉
後天性恋愛依存症候群ねてもさめてもきみをしぞ思ふ
9
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香月
儚くも想い漂へば現世の夢も果てなく幸もあらむや
9
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紫苑
尹東柱生れてももとせすぎゆきの影しのびよるうつしよにゐて
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