詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
枝えだを一鳴き渡る鳥さえも風の寒さを嘆きはじめる
24
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へし切
夕暮れて灯りが恋しいそんな日はお一人様にやさしいコンビニ
24
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ななかまど
冬服のメンズ売り場の大鏡吾はとらわれ五歳を捨てる
5
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舞
輪廻する花にはあらぬひとの身の咲くこともなく冬に老いゆく
8
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秋日好
関わって傷つけること沈黙し危ぶまれること何れも苦し
20
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inosann
それぞれの役目を負った人間がジグゾーパズルの一片みたいだ
20
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び わ
年月を刻みてかわる君と吾(われ)常により添う前か後ろに
6
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詠み人知らず
人の意を量れぬことぞ悲しかる 気配りすれど恨まるるとは
15
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詠み人知らず
編む人等の考え方は実に自由 広辞苑とは規範にあらず
13
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詠み人知らず
もみじ葉のシャラシャラ揺るる陽だまりに欠ぶ猫見ゆ 長閑なりけり
15
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詠み人知らず
腰に手を当ててる君のうしろから そっと近づき腕絡ませる
14
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詠み人知らず
シャツ越しに柔き感触伝ふらむ 腕にぴったりふくらみ着ければ
14
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灰色猫
破壊する使命を生きる怪獣に全うすべき死に様を見る
18
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灰色猫
いろはすは一体どこから来るのだろう未知なる森と出会うコンビニ
17
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灰色猫
怒りという楽器を生きた十代は恥ずかしいほど魂でした
24
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灰色猫
0点の答案用紙に書いた名を修正ペンで出来杉君に
16
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林林
つわぶきの花を黄色く輝かす凩の日の鈍色の空
25
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千映
光ってた吾の青春置いてきたテニスコートにきっとまだある
12
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石川順一
駐車場もう満杯の名所かな抹茶と饅頭名所で食べる
11
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石川順一
トンネルに少女三人隠れたりひそひそ話も聞こえて来ない
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