ななかまどのお気に入りの歌一覧
音蔵 雅秀
稲田では 田植えの進み美しき 水面に映ゆる直線模様
6
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恵雪
夕飯を作り出勤する午後は置き手紙書く スマホの時代に
9
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へし切
すずらんによく似た花が咲いている白い花だよいつもの小径
14
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トウジさん
メンバーで歓喜の祝杯挙げるためヒーローなんて目指しちゃいない
5
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痴光山
ゴビ砂漠を渉るはゆかしき夢なるも 黄砂は八洲へ 天一跨ぎ
2
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滝川昌之
筍はいいな毎春子育てを親は楽しみ成長を見せる
16
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ながさき
眞實に 日本の國を 憂ふなら なぜに大同 團結できぬ
6
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トウジさん
風光も特産物も情緒さへ君なきならば名残惜しむや
4
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兎桃
願わくは普通に逝かむ仕事終え畝の間に隠るるように
2
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仙人の弟子
逢えずとも いつもあなたは 笑み浮かべ 心の中の 特等席で
5
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継海
チューリップ子房に注ぐ春の陽は薄き香束ね我に届けん
5
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横井 信
昨晩の激しい雨に洗われてやけにまぶしい春の青空
11
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笹舟
散り果てど水面に返り咲く桜 鯉の花見はいま始まれり
5
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うすべに
浜洗う波ほのじろく朧月 龍馬のかげに遠い舷灯
10
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秋日好
春花に追い立てられて膝ついて雹の後には青空の月
7
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舞
花咲けど 見せたきひとは すでになく あと幾度かと 語る日懐かし
11
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茂作
我もまた年をかさねて見つるかな 八重に咲きたる山吹の花
14
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音蔵 雅秀
俺らしく 良く耳にせど その俺を どこまで知るや 傘寿迫るも
7
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へし切
はなみずき一輪一輪咲き始め ひとつひとつと歳をかさねて
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恵雪
美しくせむと作りしものならず いや美しき蜘蛛の巣の綾
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