詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
舞
コンクリの壁に拳を打ちつけて叫びたき夜も有るさ人の世
9
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文麿
草枕眠れぬ旅の夜は過ぎて醒めゆく酒と徒な女神と
8
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詠み人知らず
ぬけだした六時間目の図書室の星座図鑑で見ていた未来
47
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まがね
その人の苦悩背負いし歌を読み手すり得たよにヨッコイショと立つ
13
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まがね
人は皆上手に世界を回しててできないあたしはしがみつくだけ
15
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まがね
いつもより2時間早く起きた朝町並みはまだオレンジのまま
11
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まがね
実家の灯は他の家より明るくて遠くからでも一目でわかる
7
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みなま
逢う度に逢う人ごとに気遣いの眼差しの中に君が面影
12
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桜園
きんかんの花咲き染めし夏の庭希望うまれぬ文月朔日
21
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ふきのとう
聞こえくるショパンの調べは心地よく草とるわれは暫し聞き入る
17
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ふきのとう
ひときわの産声あげる瞬間を思い出しつつ五歳をながむ
15
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春咲
今はただ 戻り得ぬ日を 偲ぶのみ 幻なるや 君の言葉は
24
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光源氏
あはれ知る花こそなけれ大原の涙をさそふ宵のむらさめ
16
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紫苑
手ばたきの音かさなりぬ鳩群のところをうつす理由はしらず
12
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みやこうまし
お世辞言う人を許せる年になる弱者の寄る辺と身を持て知れり
15
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紫草
ただ今の心境いかがと問われればただただ無だと応えてみたし
17
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恣翁
靴を脱ぎ 前の座席に両脚を載せて 読みたる落語全集
37
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桜園
熱ひきて庭に出ればくちなしの香り優しき梅雨寒の朝
26
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桜園
たこ焼きに発泡酒などを晩酌にたこ食べるらし半夏生の日
12
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詠み人知らず
宇宙から烏賊釣り船の灯が見える 此処から君の秘密が見えぬ
17
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