まるたまるのお気に入りの歌一覧
浅草大将
ふる里の千島を遠く偲ぶ夜はなどてねむろの花も咲きつつ
13
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芳立
面影をなみだにふりてたちばなもひとに薫らぬ梅雨寒のころ
14
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さる
激しくも燃えるがごときあの夜のあつきくちづけ肌に残りき
4
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紫苑
一瞬の苦しみののち最期には手をかけさせず逝きし子のあり
14
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螢子
小夜更けし夫待つ夜の衣擦れは波沙羅波沙羅と憐憫の音
5
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浅草大将
梓ゆみ引く手あまたをいかにせむ押しも押されもせぬ色男
9
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ほたる
始まりがあれば終わりがあることをエンドロールのごと理解する
8
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田中ましろ
悲しみも月とおなじだ裏側を見せずわたしの周りをまわる
23
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田中ましろ
悲しみを砕いたやつを敷き詰めて人生はやや平坦になる
14
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芳立
薩摩にはつゆ思ふまじ北見なる桜の花に雪見するとは
8
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藍鼠
ほんとうに大事なものを少しずつ失ってても気付かない日々
2
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まるえふ
新人類言われた俺も係長まったくもっていまどきのこわ
4
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芳立
いくかへり春や過ぎにしラベンダー薫る土曜の午後の理科室
9
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浅草大将
人なみに怒りの顔もあるちすと泥を塗られてよしと笑へど
7
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紫苑
通り雨ゆきてしんしん更くる初夜迎ふる蝶のいのち危ふし
9
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ケンイチ
まだ春の残る山辺に花の名のひとつひとつを君に尋ねむ
12
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紫苑
太郎らは笑うて見らむ己が絵に戯画のごとかる建屋並みしを
9
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芳立
かくるほど激しさまさる黒南風に走る雲間の月の奏鳴曲は
11
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芳立
うすぎぬに甲斐もあるまじうつせみのひとは雲居の乙女ならねば
10
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のびのび
バスタブに緑の粉を振り入れて長湯をしようお疲れ!あたし!
3
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