詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
川幅にいつせいに泳ぐ鯉幟平成の風吸ひ令和へとめざす
11
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青き銀椀
春の朝 深呼吸して 君が朝 イメージしつつ ふうと吐きだす
9
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新座の迷い人
平成も 残り僅かで ふりかえり 昭和平成 令和生きぬき
20
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青き銀椀
だるまさん転びて遊ぶ子供たち 私も遊ぶ だるまさんが転んだ
7
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横井 信
葉にしずく弾けて揺れる若草にやさしく触れて夏の始まり
22
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へし切
神さびぬ 春 緩みゆく 蝶番 扉ひらけば はつなつの風
29
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行宮偏(仮之名)
真の闇 かたちなき場に いのちあり 呼吸神韻縹渺として
10
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うすべに
見まわせば いつもひとりで咲いていた おいてけぼりの野原のすみに
13
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灰色猫
春を終え桜も終えて君だけがわかってくれた夢を終えよう
25
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青き銀椀
今日は窓を開けし喫茶に風の入るは遠く匂へる山など想へて
15
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滝川昌之
ドップラー効果のように連休は近づくときの高まりがいい
26
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行宮偏(仮之名)
障壁の生成破壊くりかえし元気に遊ぶ子供たちかな
10
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夕夏
へいせいのふしまつすべてみかいけつれんきゅうあとにわすれされよと
7
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青き銀椀
あたたかき親子遊べる公園の日なたに咲ふ八重桜かな
11
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磯山武士
雨ならば畑に出れぬとふるさとの父母を思ほゆ穀雨となれり
12
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かるべまり
カマキリの緑と赤とが目に痛い未だ乾かぬアスファルトで
4
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行宮偏(仮之名)
掌に受けたハンドソープや緩締めのボトルキャップは鳴くことがあり
6
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行宮偏(仮之名)
山麓はなお隠然と気を湛え陶酔を呼ぶ緑香満てり
12
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青き銀椀
夜おそく雨降りつづく葉にしづく落ちて傾げる葉の戻り来る
10
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横井 信
庭石にひとつふたつと雨粒の染みを数えるみどりの楓
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