あそびくものお気に入りの歌一覧
浅草大将
子らがため示すためしの童うた三十一文字につくり難しも
10
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浅草大将
一締めの千代紙むなし群鶴を折り初めにしに君逝きたまふ
17
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しづく
最初から生きる世界が違ってたわたしは海であなたは森で
11
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もりもり
透明糸我が粗縫いを笑うよな生地に染まりし優れものかな
9
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紫苑
憂きに耐へ流浪の民の震へけむ疾くな招きそ知らぬ黄泉路の
5
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本間紫織
新雪を歩調合わせて歩く朝ひかる一つの楽器になれる
8
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まるぼろ
いつの世も家族と離れて仕事する道眞公の思ひと同じ
8
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床子
感情の墓場に死体積み上げて築き上げてく安息の日々
1
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詠み人知らず
独りの夜ひと切れの鯖を味噌で煮る 幻聴の母の「味噌は焦がすな」
9
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七色コイン
ただ僕はりんごが欲しく手を出した。禁の果実と知りながらなお。
15
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七色コイン
夜更けには星を観たよねあの頃のきみが恋しい時計が止まる。
5
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七色コイン
青の歌まだ引き摺っている昼下がり。きみの花緒を思い出す午後
11
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詠み人知らず
いま君と二度目の恋に落ちている 最初の恋の続いたままで
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ありぎりす
薄氷に光弾ける通学路 子らの歓声春風を呼ぶ
9
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大河千紋
寄る邊なき身をつくしみぞ淺からむ池のしら波そむる夕暮れ
6
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詠み人知らず
その人は涙をながす。一日の端っこにある夕暮れを見て
11
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みやこうまし
義理と言う言い訳悲し冷めし愛無下に切れない縛という愛
7
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そらの珊瑚
いつの日か愛しい方の耳元で さざなみ唄う巻き貝の夢
9
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日央
重ねれば 重ねるほどに 鮮やかになりてゆくから 「こひ」と云ふのか
5
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もなca
紅梅のほころびかけたる枝先に二羽のメジロの睦まじくあり
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