詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
濡れツグミ 呑んでも晴れないこんな日は ずぶりと沼に沈んで眠る
14
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夢士
吹き荒ぶ夜来の雨の去り行きて目に鮮やかな櫻木のあお
20
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滝川昌之
竹林で上手になったウグイスに風葉ゆらして拍手喝采
21
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雪柊
師が諭す 防具かついで 歩く道暑さと寒さ これも稽古と
15
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雪柊
利他忘れ 己が利益を優先す厳しき船出 お手並み拝見
13
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雪柊
年明けの晴天の空 冴え渡りこの世この國 幸多くあれ
21
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雪柊
歌を詠む 隣の寝息 妻と吾子どんな宿より 満ち足りた寝室
21
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まあさ
雨上がり ツツジくっきり 鮮やかに 赤白ピンク 主張する朝
17
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みろく
肩を抱き駆け寄る子を見て交わす笑み 高さの違い まだ覚えてる手
27
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石川順一
食パンにマーガリン塗るアーモンドチョコレート食べ朝餉と致す
9
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石川順一
湯豆腐の昔の話思い出す豆乳鍋に冬の一息
10
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吉野 鮎
散り敷ける花びらしまかれ 追ひ行けるテールランプの色に染まりつ
10
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松本直哉
黒髪にさくらの花のひとひらをつけてかへりき春のをとめご
14
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只野ハル
人生も黒板アートのようであれきれいに描いてきれいに消える
20
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コーヤ
ひかり浴び 微笑みかける 名も知らぬ 花 優しさで 心温む
12
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舞
あの上に乗れるかと問う幼子になんと答えん春花筏
14
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灰色猫
体育館裏でひとつの純粋が踏みにじられる哀れな狂気に
15
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灰色猫
何度でも開け放たれる僕たちの扉へ注ぐ太陽の祝福
16
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灰色猫
命という器が脆く砕けては大事な叡智が零れてしまう
18
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夢士
進みゆく船の舳先の波しぶき春の陽を受けキラリ舞ひ散る
13
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