さいおんのお気に入りの歌一覧
ななかまど
寄せて引く波音聞けば浮かびくる親と見た海子らと見た海
16
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横井 信
今日もまた朝から町は暑くなる枝からそっと蝉は飛び立つ
9
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舞
海原の果てに浮かんだ雲にまで泳いでゆけた遠い夏の日
15
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恣翁
見上ぐれば 眩しきまでに月近く 砂粒だにも見分けらるらし
14
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茂作
打ち水のややも涼しき夏の宵 うすらと見つる夕顏の花
14
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恣翁
灯籠を流しつる川 上り来る真沙魚に見付くる近き秋かな
15
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音蔵 雅秀
行く河の流れに似たり悲しみを 超え去り行かば青き海見む
4
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KEN
千盤破 神怒るかも 真白にぞ 風を焠ぎつ 天に峙つ
11
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仙人の弟子
夏の夜に川辺を歩き物思ひ 過ぎし日の恋 月のさざ波
10
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卓
流れても 心に想う 人を追い 笑顔忘れず 根は張らずとも
4
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芳立
姿もて語らば聞かむもはや身も心もあらぬ空蝉ひとつ
5
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仙人の弟子
夢の中 御簾の局をさまよへば衣擦れの音 薫香のかほり
6
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茂作
夏の蝉ゐたくな鳴きそさらでだに 殘る命は短きものを
24
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び わ
七夕の文月も過ぎ八月に秋に向かうが暑き日絶えず
6
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舞
小さき神アイヌモシリも夏盛りいかにか過ごす蕗の葉の家
10
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KEN
苦瓜を ほのゆらめかす 風誘ひ 小雨小走り このうだる夜を
13
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水色一揆
油蟬ふる里薄き思い出にこなたかなたへ宿りするらし
7
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へし切
日の盛り湧き立つ雲にそよぐ風 わずかな陰に蝉の抜け殻
10
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ななかまど
太陽に憧れたのか顔を陽の色にした向日葵の祖よ
10
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卓
的にらみ 放つ矢先は 外れても 流す涙は 天をも溶かす
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