まぽりんのお気に入りの歌一覧
へし切
今 君がしあわせでいる それだけで僕はいいんだ 離れていても
18
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ユキ
ほろ苦い 寂しさ味の キャンディーを 噛み砕けずに 大人になった
7
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横井 信
少しだけ窓を開ければため息も自由な風に連れられてゆく
13
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青き銀椀
枯しやうぶ茎立ちてなほ侘びしきを今はただ聞く水の音かな
9
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滝川昌之
春先の青く拙い鶯を過ぎて切なく効く(聴く)ビブラート
15
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栞
ぽこぽことお腹を蹴ってた足は今 広い世界を蹴り上げている
8
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栞
ありがとう トツキトオカの時を経てわたしを母にしてくれた子よ
10
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栞
頼りなく震えながらも我が耳に何より強く響く産声
8
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詠み人知らず
為政者の心うらはら七変化名に負う紫陽花哀れみず色
14
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舞
シンクにて洗いものする妻の背にふと後先を思う晩酌
8
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青き銀椀
水田の鷺啼きわたる街なかの此処に棲むとぞ告ぐがに聞けり
8
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KEN
千盤破 神荒ぶれて 術も無く 街燈横目に 報せ聽く夜半
12
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灰色猫
風として自由に生きてくださいねいつでも窓は開けておくから
24
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横井 信
看板に一羽のカラス 絡みつく空気は重く夏の始まり
15
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うすべに
雲切れて雨もひといき笹の葉の 露にとまどう月夜の蛍
6
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逆光にゃんこ
燕が くるり輪を描く田の緑 彼方に望む梅雨晴れの峯
3
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へし切
いりあひの音を聞き君をしのぶれば涙にかすむ君が面影
16
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詠み人知らず
眩しさを羽織ったような花びらと西の空見りゃ夕陽は遠く
5
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ななかまど
ところてん喉とおるたび大海の潮の香りにいのち同期す
5
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滝川昌之
凶刃に生死彷徨う警官は薬缶の水で立つラガーマン
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