みやこうましのお気に入りの歌一覧
舞
徒たずらに枯れた花にも滴りて音ひとつ無く墓地に雨降る
9
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光源氏
うつせみの世をわびぬれどすべもなき人もことごと歌もことごと
16
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あそびくも
飛沫交ひ頻降る雨は白煙り南風に流らひ龍の影なす
12
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光源氏
心には忘るる日なきおほぶねの旅行く君の夜のさざなみ
11
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恣翁
七月の 街並の上 炎天は 息を潜めて 重く覆へり
13
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半格斎
見渡せば深緑を越え炭色の雲は厚切り足早に去る
4
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あそびくも
並木道仰げばさやに鈴なりの若し銀杏が涼風に搖る
15
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狭霧
染めの色もあたりを払う夏衣着つれば絹の甘き香に酔う
14
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光源氏
さかづきに浮かぶ面影飮みほせど心は迷ふ笹の露かな
14
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光源氏
來た道に何もなけれどいづれまためぐりめぐりて己に出逢ふ
15
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浅草大将
わが頭まわらぬ寿司屋のネタ不足ウニか帆立かいくらも詠めず
8
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トーヤ
ジリジリと動いていない夏の夜身体の熱も睡魔遠ざけ
4
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光源氏
飴坊の行きはすいすい浮かれ身に笑みのこぼるるお月様かな
9
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あそびくも
ほろほろと響む鳴きごえ途絶えなく吟ずる歌に住まふ夏鳥
15
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あそびくも
泡沫の夢に見まがふ炭酸の粒に幼き日々がはじけて
13
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あそびくも
新玉の月さし昇り田の水面尽きることなく飴坊の跳ぶ
17
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光源氏
今宵また月華の門でしのび逢ひしばしわななく紅の花
9
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紫苑
禍きまで紅玉を孕むクレマチス戦ぐ花蕊は我が魂を吸ふ
10
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恣翁
立葵 その薄紅に 浮かびけり 盆提灯の 儚げな色
21
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在原紀之
傘花をカフェの窓より眺めやりコーヒー飲みて午後を過ごしつ
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