夢士のお気に入りの歌一覧
ながさき
阿仏房 尋ねて云わく 「宝塔」とは 答へて云わく 「貴方の生命」
10
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灰色猫
ズッキーニ見まごうばかりのきゅうりたち冷やし中華に山盛りとなる
7
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灰色猫
さつまいも日照りのなかでちゃくちゃくと丸々育つこうでありたい
9
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灰色猫
豊作のかぶら近所にお裾分けまさかメロンのお返しが来る
10
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灰色猫
冬大根ひいては転がる姪っ子の笑顔まぶしい新春の朝
15
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灰色猫
丁寧に育てたはずの冬大根今年も父に遠く及ばず
19
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ななかまど
木の枝ゆ落ちる雪だけ音となる白をまといて無となる冬野
15
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名鈴
唐土の 命長さの 故事に 因みて今朝は 七草の粥
15
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舞
チビチビと酒を酌みつつ四方山の妻の話を酔いの肴に
6
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うすべに
父の背と冷たい風に頬そめて 駆ける少年凧が後追う
6
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横井 信
動き出すときはまだかと霜の降る冬の大地も朝陽に香る
13
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KEN
香の木は やわき菩薩の かたちして かじかみ合はす ゆびさきの奧
12
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名鈴
夢に見つ 母のおもかげ 絵筆にて 現に招かん 幾年経とも
14
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ななかまど
寒椿いそぎし吾をひき止める紅の出合いの今朝の優しさ
13
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滝川昌之
風が打ち打たれるほどに上りゆく糸も気にせず飛べ吾の凧
13
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うすべに
御仏に合わす手の指しわ深く 経る年つもる祖母の横顔
11
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萱斎院
むつき立つ春日の山の冬霞 とくも偲ぶるうぐひすのこゑ
12
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KEN
たましひを 何處かへいざなふ 白き羽根 ひとひら舞ひ落ち 朝霜の上
8
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名鈴
名も知らぬ 流浪の民を 助くるより 国辺の妻を 顧みよ夫な
13
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うすべに
冬枯れのすすきの原も凧あげの 歓声聞いてしばし華やぐ
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