さいおんのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
夏バテに 火照る体の 熱い皮膚 弱くなったと 笑う目尻
3
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KEN
八月の 喪を解かぬ理由 語る天 雨に光の 乱ふ朝に
8
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蔓葵
今日といへば夏のさかりのひえの山名にひかれてや人の訪ふらむ
10
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滝川昌之
二、三粒受ければ判るこの雨は軒でしばらく虹を待つ雨
16
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横井 信
水を撒く庭木にかかる虹を見て涼しい風を夕暮れに待つ
14
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三條
何もかも知った気でいた何一つわからないまま愛を歌った
8
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恣翁
後ろから照りつくる陽に 襟首の汗ばみ 天の悪意思ほゆ
14
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茂作
この暑さ負けて萎れる大葉かな 晝の手延べの褄と思へど
15
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舞
美しく夕日は落ちて迎え火を待つ人たちの盂蘭盆会かな
9
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詠み人知らず
まだ先の 見果てぬ夢に 気持ち置き 自分の思考 巡らせる旅
10
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び わ
つゆ草が天を仰いで雨を呼ぶ何故原爆をなんと悲しき
5
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さえね
動かないきみの時計を秘めたままむかしの机はねむり続ける
12
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仙人の弟子
縁日に 浴衣の男女手をつなぎ そろりそろりと幸せ運び
3
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ななかまど
夏の夜のきらめく星に魅せられた花火師たちの儚き栞
13
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滝川昌之
運転も旅程も任せ親は子の後部座席で成長を知る
17
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トウジさん
姪っ子は幼き頃まで身にしむが姪孫となりゃ面影あらず
7
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トウジさん
言い訳や愛想ふりまくより先ずは世界に見せよ被爆の惨状
8
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滝川昌之
避暑地にて秋の兆しを探せども仙石原に芒の穂硬し
13
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ななかまど
暑き日の余熱の消えぬ西窓に区切りをつけるように夕風
13
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詠み人知らず
海見つめ 年老いた身に 波音が 遠くに聞こえ 錆び付くまでか
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