横井 信のお気に入りの歌一覧
わかばみち
まだ居たい凍える我に粉雪と戯れる子は嬉々として告ぐ
8
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舞
掬えども指より落ちる粉雪の音も儚なく星凍てる夜
10
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び わ
改札の出口で切符見つからず駅員親切通りください
6
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茂作
師走にも餠附く音の無い街に ポインセチアの赤が窓邊に
15
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広葉樹
寂寞としてゆく季節の移ろいに身を任せつつ年も暮れゆく
8
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うすべに
北風の息のあいまにただよって 南をめざす枯れ穂のわた毛
7
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滝川昌之
薄氷メダカにとっては南極の大陸のごとく籠るしかない
13
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夕夏
こうだいなこくそうちたいひろがってろしあほしがるちへいせんまで
3
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夕夏
べらるーしむかしのろしあじょうやくもしんりゃくののちはきはじょうどう
1
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トウジさん
地球人月に火星に手をのばすそれから先の文明見たい
5
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へし切
陽だまりの温もりひとつ 夢の中 この珈琲が冷めないうちに
10
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恣翁
露に手を濡らし 侘しき朝の陽を湛ふる庭に 菊を剪る女
12
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なりあきら
朝焼けが 遥か地平を 染めてゆく 雲の中には 朧気な月
5
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夕夏
ひっとらーおーすとりあのしんりゃくをまねてぷーちんうくらいなへと
2
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舞
たなごころ まず湯気の香を いただいて 染みる温もり 朝の味噌汁
9
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び わ
電車旅銚子の駅にリュック背に妻と手つなぎ青空仰ぎ
6
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茂作
冬の空棒もて描きし繪のごとく 枯れ枝廣がり百舌高鳴ける
13
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凌霄花
気がつけば歩幅小さくよたよたと上る坂道風花の舞う
12
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うすべに
朝焼けに寒さ澄みきる白い月 東のそらはオレンジジュース
8
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夕夏
こてさきでひとのこころをつかみとることだまつづるまじっくつかい
1
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