みやこうましのお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
忙しく昨日は見れず十六夜の月の霞みへ君と寄り添ひ
6
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悠々
漁り火の絶ゆればかなし海螢ゐのち仄かに波間かがよふ
20
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紫苑
十六夜の衰へそみぬ愛しきやし白磁の頬の歪みはつかに
8
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falcon
名月を柳に隠しかよひくる風も香りぬおしろいの花
17
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白亜
月影にきみを偲べばほのかなる想ひ織りたし 夜の靜寂に
22
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でくのぼう
半年の避難所暮らし疲れはて望みなき日の蝉時雨かな
12
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でくのぼう
いつまでも 添寢する妻 愛ほしく 手枕にふく 簾縫ふ風
14
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でくのぼう
更地ゆゑ悲しみ忘る道もなくただ茫洋と立ち盡くすのみ
14
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でくのぼう
この月は瓦礫の町も照らしをるいまだ不明の吾娘に屆けし
15
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でくのぼう
月下にも被災の町は癒えぬまま仏の前で独りの月見
13
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舞
君の頬触れんとすれど月光の冷たく照らす幻しの影
7
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七色コイン
もういいよ いつか死ぬ身と 分かってる 別れ辛いが 世の常なれば
18
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光源氏
さをしかの入野にゆらく花すすき心に風のしむる夕べに
11
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浅草大将
もの言はで腹ふくるれば何うれし心憂さぎのもちつきの夜
24
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聴雨
をりをりに絹雲まとふ月影に灯り落として親しむゆふべ
20
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ほたる
くっきりと正しい形の月よりもすこし歪なわたしの満月
20
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恣翁
古都照らす 月は昔と 変はらずに 女牆を越え 夜更けにぞ来し
22
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たんぽぽすずめ。
優しさで傷む心を拭うのは人へ凛々しく告げる優しさ
9
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たんぽぽすずめ。
恋愛に永久を求めば言の葉が消えてまばゆい十五夜の月
13
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紫苑
すべらかに床を流るる望月の影は今宵を異界とやせむ
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