夢士のお気に入りの歌一覧
蔓葵
あさぼらけ峰にわかれぬ横雲はうらやましくもみ雪なりけり
13
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名鈴
朝まだき 暗く冷えいる 小正月 邪気を払はむ 小豆粥召せ
15
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深谷真雪
人の身でヒトアレルギー 病とは言えず耐えて耐えて生きる
6
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林林
空き容器そんなに積んで一人居はそんなに寂しかろうか父よ
20
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西村 由佳里
感動が冷めないままにまた開く真ん中そして最後のページ
6
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ななかまど
老二人ときに気配を消して居る言い争わぬ鴛鴦のごと
18
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コタロー
鵯の忙しく鳴きて飛び交へば小枝の微動に木の葉散りゆく
12
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KEN
寒き夜の 恋のみだれの 後のやう 騷ぐ雲間に 月の白肌
13
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へし切
ぬばたまの夜もふけゆきて氷雨ふる雲井はるかは雪にやあらむ
20
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千映
茜空ゆっくり眺められるのは介護の日々が過去となるから
10
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ななかまど
一本のギターが語る五十年素朴快なり陽水のうた
8
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林林
ため息ともつかぬ吐息を感じとり「どうしたの」って聞いてくる子よ
13
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蔓葵
うち匂ふ風なかりせば射干玉の夜のにしきをしら菊の花
13
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舞
ひと杯のほろ苦酒の酩酊に似る思い出も成人の日
9
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名鈴
晴衣を 着て友だちと 人ばへす 祝ふ日なれば 笑みて見許す
9
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秋日好
箱中に温めたれば贈り主不機嫌になる夫婦の天秤
9
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名鈴
いぶせかる 田舎世界の 関を越え 天下の図広げ 行かむ旅の空
10
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ななかまど
連れだちて去りたる梅の枝さきに揺れ残りたり春を待つ日に
13
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灰色猫
大切な自分らしさを脱ぐことが大人であるなら子供でいいさ
16
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滝川昌之
成人の式に行く子が礼を言い涙ぐむ妻見て貰い泣く
16
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