詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
リンカーン大統領は内戦の南北戦争戦ふ幕末
12
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舞
チャリンコで吾を追い越し子供らは空へと続く坂を駆けゆく
7
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荒野のペンギン
「会えないか」気まぐれすぎるその誘いカヌレの蜜の如きに甘く
8
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へし切
よき歌はたれが詠もうと胸に沁む哀しき歌も楽しき歌も
53
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古川亜希
淋しくて死ねるうさぎじゃないんだし生きていくには夢でも見なきゃ
10
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へし切
しろたへの衣かへたり夏の来て垣根もしろく卯の花の咲く
22
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つちだゆういち
大谷がネクストバッターサークルで尻をぷりぷりやる気まんまん
7
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幸子
一日の業なし終へて駅降りぬ ふり初むる春の雨と雑踏
14
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KEN
木漏れ日に賓頭盧様の苔頭蝶々がとまりおリボンみたい
8
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工藤吉生
まっくろなネイルなかなかいいじゃない赤の他人の手を盗み見る
5
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秋日好
瑞々し水草除くたも網に絡まり残る蝶々の骸
18
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詠み人知らず
弁解をするも辻褄合わぬ人 言えば言うほどドツボにはまる
11
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夢士
夏近し天気予報は大嵐我が家は子嵐三連休
13
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秋日好
スズランの萎れた隣でミントの芽発根しそうに瑞々しくて
17
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KEN
行く水の黒瀬に惑ふ花筏照らし宥めて月讀の露
13
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詠み人知らず
きゅうすいののずるがきになるそれよりもけがらわしいものくわえるくせに
9
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詠み人知らず
わが和装姿や十九世紀ヂャポニスム 夢二など見ては吐息す
4
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西村 由佳里
まどろみのあとの眼はすがすがと短歌雑誌の上を歩いて
8
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恣翁
覚えずて振り返り見し草叢に 唐撫子の紅ぞ 眩き
16
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アガサ
やわらかい土に植え替え夏を待つ こぼれ種から芽吹いた大葉
9
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